野菜のプロが解説!イチゴをスーパーで買うときにおいしいものを見分けるコツとは?
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ツヤツヤで真っ赤な見た目がまるで宝石のようなイチゴは、スーパーに並び始めると心がウキウキするという人も多いと思いますが、ほかのフルーツと比べて値段が高めなので、頻繁には買わないもの。だからこそ、せっかく買うときにはハズレのイチゴを買ってしまわないよう、しっかり選びたいですよね。
今回は、野菜ソムリエ・食育インストラクター・気象予報士として活躍する植松愛実さんに、失敗せず鮮度がよくて甘いイチゴを選ぶためのポイントを教えてもらいます。つぶつぶがくっきりしているか
鮮度のよいイチゴは、表面にツヤがあり、ハリがあるのはもちろん、イチゴのつぶつぶがくっきりハッキリしています。鮮度が落ちてくるにつれ、表面のハリが失われていき、見た目の印象も「のっぺり」してくるので、つぶつぶもくっきりしなくなってくるのです。
そのため、つぶつぶがくっきりハッキリしているのはイチゴが新鮮な証拠。ちなみにイチゴのつぶつぶつは種ではなく実(果実)で「痩果(そうか)」と呼ばれ、その中に種が入っているという構造です。イチゴひとつあたり「痩果」は200~300個あるといわれています。