
サラダに添え物にお弁当に大活躍のミニトマト。今では通年で安定して手に入るようになりましたが、身近すぎる野菜であるがゆえに、意外と「もったいない」食べかたをしている人も多いかも!?
今回は、野菜ソムリエ・食育インストラクター・気象予報士として活躍する植松愛実さんに、やりがちなミニトマトの「もったいない」食べかたと、おすすめ解決策を教えてもらいます。
加熱しないのは「もったいない」!

トマトの仲間には、さまざまなビタミンやカリウムのほか、お肌や健康にうれしいリコピンがよく知られていますよね。ミニトマトはサイズが小さいものの、100gあたりのリコピン含有量は通常のトマトより多いため、小さなボディにぎゅぎゅっと栄養が凝縮されている状態です。
ただ、リコピンは加熱しないと吸収が悪く、いつも生で食べてばかりは「もったいない」!しかもミニトマトは加熱すること甘味も旨味も増えるので、いつもの料理をワンランクアップさせるのにもってこいです。
スープやカレーに入れるのはもちろん、肉や魚料理のソースとしても使えますし、面倒な場合は一緒に加熱してもOK。ミニトマトの凝縮された旨味のおかげで、塩こしょうだけの味つけでもおいしくなりますよ。