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クルクルされるのがお好き?難読漢字「干瓢」はなんて読む?

2024年9月24日

  • 日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。


    知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ


    クルクルされるのがお好き?難読漢字「干瓢」はなんて読む?

    サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。

    「干」と「瓢」で「干瓢」。「干」は「干す(ほす)」という意味がありますね。

    「瓢」はあまり見ない字ですが、左右にわけると「票」と「瓜」になることに気づきます。

    一見難しいように感じますが、今回はゆっくり落ち着いて考えれば正解できる可能性が高いです。

    それぞれの漢字の意味と音、両方参考にしてみてください。

    さて、なんと読むかわかりましたか?
    正解を知りたいかたは、もう少しスクロールしてみてくださいね。















    正解は……


    クルクルされるのがお好き?難読漢字「干瓢」はなんて読む?

    正解は「かんぴょう」でした!

    お寿司の巻きものによく入っているかんぴょう。おでんの餅入り巾着をしばるのにも使われていますね。

    基本的には、クルクル巻かれるイメージが強いでしょうか。

    かんぴょうとはいったい何でできているのかと、疑問に思う人もいそうですね。じつは、ユウガオというウリ科の植物の実を薄くむいて干したものなのです。

    だから「干瓢」と書くのですね。「瓢」は「瓢箪(ひょうたん)」の「ひょう」なのです。ユウガオに似たウリ科植物のことをさし、この字単独では「ひさご」「ふくべ」などと読めますよ。

    ユウガオの実は1kgくらいあり、両腕で抱えるほどの大きさ。むくときは機械でろくろのように回転させながらかんなで削ることが多いです。干す前にもクルクルされているんですね。

    大きくて無骨な雰囲気の実に似合わず、花は白くてはかなげでとても可憐です。名前のとおり夕方に咲く花です。『源氏物語』の「夕顔」の帖にも、このユウガオの花が登場しますよ。

    というわけで、難読漢字クイズでした。ぜひご家族やお友達に「知ってる?」と聞いて自慢してみてくださいね。

    ◆この記事を書いたのは・・・danngo
    国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。


    ※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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