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くらべてみると楽しいかも!難読漢字「団栗」はなんて読む?

  • 日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。


    知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ


    くらべてみると楽しいかも!難読漢字「団栗」はなんて読む?

    こんにちは、サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。

    「団」に「栗」で「団栗」。

    むずかしい漢字を使っているわけではなく、読めそうなのにうまく読めないところがもどかしいですね。

    どちらの漢字も、基本的な読み方はわかると思います。

    そこから少しずつ変化させていけば、正解にたどりつくはずですよ。

    さて、なんと読むかわかりましたか?
    正解を知りたいかたは、もう少しスクロールしてみてくださいね。
















    正解は…


    くらべてみると楽しいかも!難読漢字「団栗」はなんて読む?

    正解は「どんぐり」でした!

    言われてみれば、なるほどと思えるような読み方ですよね。わりと簡単だったでしょうか。

    ではなぜどんぐりをあらわすのに「団」と「栗」を使うのでしょう。

    「団」の字は「団結」や「集団」のように「かたまり」「あつめる」といった意味もありますが、もともとは「まるい」という意味をあらわしています。

    この意味と音から、「どんぐり」に「団栗」の字を当てるようになったのではないかと考えられています。「まるっこくて栗みたいな実」くらいの気持ちなのでしょうか。

    「どんぐり」の語源については、「とちぐり」が転じたものとする説もありますがよくわかりません。カシ、クヌギ、ナラなどブナ科植物の実を総称して「どんぐり」と呼んでいます。

    日本にはどんぐりのなる木が多くあり、縄文時代にはその実を加工して食べていました。今でもまれにどんぐりのクッキーが売られているのを見かけます。案外おいしいです。

    「どんぐりのせいくらべ」と言うと「どれもこれも似たようなもの」といった意味になりますが、実際にはかなり大きさに差があります。並べてみるとかわいいので、拾ったらぜひくらべてみてくださいね。


    というわけで、難読漢字クイズでした。ぜひご家族やお友達に「知ってる?」と聞いて自慢してみてくださいね。

    ※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。


    ◆記事を書いたのは・・・danngo
    国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。

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