
お金が貯まらない人、お金を貯めるのが下手な人、貯まったと思ってもすぐに使ってしまう人には、共通点があります。その代表的なのが次の3つ。
全国の主婦を取材して、お金に関する記事を数多く手がける村越克子さんが解説します。
1.小さな出費に疎い

「ラテマネー」という言葉があります。もともとは、米国で活躍する資産アドバイザー、デヴィッド・バック氏の著書『自動的に大金持ちになる方法 オートマチック・ミリオネア』に登場する言葉です。2004年に出版された、少し古い本ですが、この中で著者のバック氏は「1日、数ドルの“ラテマネー代”が大きな財産を気づく」と言っています。
たとえば、スタバのフラペチーノは、1杯で考えると600円程度だけど、それを1カ月30日間、毎日飲むと、600円×30日=1万8,000円に。1年間で21万6000円、10年間で216万円になります。
要は“チリ積も”です。小さな出費に疎いと、大きなお金を失うことになりかねません。