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誰もが知っているのに「それ」には気づいていない?カップヌードルのパッケージに隠された意外な事実

  • 国民的カップ麺としてお馴染みの「カップヌードル」。皆が一度は食べたことがあるかと思いますが、パッケージにとある秘密が隠されていることをご存じでしょうか。おそらく気づいている人はほとんどいない、パッケージに隠された意外な事実を紹介していきます。




    出典:Amazon


    パッケージの文字部分をよく見てみると……


    今回注目して欲しいのは、パッケージの正面に書かれた「カップヌードル」の文字。よく見てみると、「ド」だけが小さく表記されていることがわかります。実はカップヌードルが発売された1971年当時、「ヌードル」という言葉は一般的ではありませんでした。そこで英語の「Noodle」の発音にできるだけ近づけて、「ド」の文字を小さくすることに。細かな部分へのこだわりを感じますね。

    また「ヌードル」が一般的でない一方で、既に「ヌード」という言葉は知られていました。「ド」を小さく表記することで、「ヌード」を連想することを回避する狙いもあったようです。

    ちなみに、日本版と海外版カップヌードルでもパッケージにある違いが。日本のカップヌードルは「CUP NOODLE」という表記なのに対し、海外は「CUP NOODLES」と末尾に「S」がついています。この理由は、単数形だと「カップの中に1本の麺が入っている」と誤解される可能性があるため。「S」をつけた複数形の表記にすることで、商品内容を正しく伝えています。



    インスタント食品として長きに渡り愛され続けているカップヌードル。普段何気なく目にしている商品パッケージですが、意外なこだわりがデザインに反映されていることがわかりました。店頭で目にしたときは、本当に「ド」が小さく表記されているか確認してみてはいかがでしょうか。


    ■執筆/マツヤマ剛
    ありとあらゆる面白情報を収集する雑食ライター。営業職で「トークのタネ」として雑学を集めていたことをきっかけにトリビアに目覚め、一念発起して編集プロダクションに転職。その後独立し、今に至る。特に、生活に関連するような知識には目がなく、日々情報収集に励んでいる。

    編集/サンキュ!編集部

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