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おトクに「おせち」を楽しむことがフードロス削減につながる!今週の気になるSDGsニュースをお届け!【39SDGs WeeklyNews】

  • SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のこと。人々が安定して暮らしていくために定められた、2030年までに達成すべき具体的な目標を指します。

    サンキュ!読者の皆さんも、SDGsについて耳にする機会も増えてきたのではないでしょうか?

    最新トレンドや社会問題について調査するサンキュ!STYLE取材班が、最新のSDGs情報をご紹介する連載「39SDGs WeeklyNews」。今回は、サンキュ!STYLE取材班のKota(コタ)がお届けします。


    Topic1.不要な衣類が美味しい野菜を栽培する肥料に!"CIRCULAR FARM"回収事業がスタート



    出典:PR TIMES

    不要な衣類を資源として循環させるテクノロジー"CIRCULAR FARM"を展開するクレサヴァ株式会社が、産業廃棄物の処分業やリサイクルを行う株式会社Landeoと事業提携を開始しました。これにより、衣類の回収事業が本格稼働!国内だけでも年間約50万トンにもおよぶと言われている、衣類の大量廃棄問題の解決を目指します。

    既存の衣類リサイクルは分別の手間やコストが課題でしたが、CIRCULAR FARMは「衣類を分別せずにすべてを再資源化」できるのが特長。ボタンなどの付属品を自動で取り除きながら破砕・粉砕機で生地を裁断した後、独自の炭化装置で有害物質やマイクロファイバーを熱分解処理し、安全に炭化します。

    炭化の工程では、焼却した場合と比べてCO2排出を約80%削減。衣類から作られた炭化物は土壌改良剤となり、持続可能な農業に活用されます。

    2028年までに、国内の年間衣類廃棄量の10%にあたる5万トンまで処理能力を増強することを目標に掲げ、さらに地方自治体や企業との取り組みを推進していくそうです。

    「衣」から新しい「食」への循環を実現させる取り組みに目が離せません!

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