
「子どもがいるから自分のことは我慢する」「自分は脇役、子どもが主役」というように、自分の人生でありながら自分の時間を持つことに罪悪感をおぼえ、やりたいことを我慢をしているという人は多いのではないでしょうか。
「子どものために自分の時間をもってはいけない…」とふさぎこんでいた時期を乗り越え、自分の時間を大切にするから輝けると、プライベートも仕事も新しいことにチャレンジするライターのJUMIJUMIさんに、変わることができたきっかけを聞きました。
<JUMIJUMIさんプロフィール>
韓国への留学経験あり。好きなことは韓国ドラマを観ること、K-POPダンス。年間50作品以上の韓国ドラマを視聴し、韓国ドラマライターとして、作品の魅力はもちろん、食や生活様式など文化面から掘り下げた解説を得意としている。Webライターをしながら訪問介護ヘルパーの仕事をしていて、プライベートでは2児の母。第一子は知的障がいを持っており、ゆっくり一緒に成長中。
韓国ドラマライターをしながら介護ヘルパーの仕事も!継続のコツはバランスのよさ

韓国ドラマのライターとして精力的に活動しているJUMIJUMIさんは、約2年前から訪問介護ヘルパーの仕事もスタートさせました。JUMIJUMIさんの第一子である長女には知的障がいがあり、同じように知的障がいを持つ子どもがいるママ友たちと一緒に、訪問介護事業所で働いています。
「私がいま務めている事業所は、障がいをもつ子どもたちが安全に生きていける場所を自分たちで作りたくて、同じ志を持ったママ友たちとみんなで資格を取得して始めたところです。知的障がいや身体障がいをお持ちの利用者宅へおうかがいして、食事やお風呂の介助・お出かけの同行などをしています。1回の仕事は1時間前後のものが多めですが、お出かけ同行の場合は長時間になることも。1日に1件の日もあれば2、3件こなすこともあります」。
“介護の仕事”と聞くと、ハードな労働環境を想像する人も少なくないかもしれませんが、訪問介護の場合は1件あたりの労働時間が短いので柔軟な働きかたができているそうです。
ちなみに、韓ドラライターとヘルパーの稼働比率は同じくらい。「ライターの仕事では1人座って画面に向き合い、ヘルパーの仕事では外に出て身体を動かし人と向き合います。すごく対照的です。どちらもあることで私にとっては今まででいちばんバランスよく働けている感じがしますね」と充実した表情を見せてくれました。