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春野菜の「もったいない」調理、やっちゃってない!?栄養とおいしさを逃さないコツを野菜ソムリエが解説

  • 春先から初夏にかけて出回る新じゃがやスナップエンドウなどの春野菜は、みずみずしい食感やほんのり甘い味わいが人気ですよね。春野菜は栄養価が高いことも知られていますが、じつはその栄養とおいしさを損なう調理法をやってしまっている人もいるかも!?

    今回は、野菜ソムリエ・気象予報士・防災士の資格を持つ植松愛実さんが、春野菜のやりがちな「もったいない」調理法を解説します。


    1.新じゃがのビタミンCを逃したくない!


    じゃがいも

    意外に思われるかもしれませんが、じゃがいもはビタミンCが豊富な野菜です。しかも加熱時にビタミンCがデンプンに守られるため壊れにくいという、うれしい特徴も。

    皮ごと食べることができる新じゃがの季節は、じゃがいものビタミンCを逃さずいただけるチャンス!ただ、加熱の方法に気をつけましょう。

    じゃがいもを長時間加熱したり、あるいはカットしたり皮をむいてから加熱すると、栄養を逃しやすく「もったいない」調理になってしまいます。たとえばポテトサラダを作る場合などは、丸ごと加熱してから皮をむくなど、順番を工夫してみてください。

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