
サンキュ!STYLEライターで調理師のracssです。
北海道名物ジンギスカンを食べたことはあっても、普段から家で作る人は道産子以外には少ないみたい。別県から北海道へ移住してきた友人も「うちにはジンギスカン鍋がないから、家で作ったことない」と言っていたんです。
そこで道産子の筆者がフライパンで美味しく作れるジンギスカンのコツをご紹介します。
ジンギスカン鍋がないと美味しく作れない?

ジンギスカン鍋は表面に溝があり、中央が盛り上がった独特の形状をしています。
鉄兜に由来するというこのジンギスカン鍋。この形のお陰で肉も野菜も同時に美味しく調理できます。焼いた肉の脂が下側へ流れ、その脂で野菜が美味しくなるという仕組みなんです。
北海道では各家庭にこのジンギスカン鍋が常備されるほど一時期は広まっていましたが、鋳物製の鍋は重いしお手入れも大変。また独特の形状のせいで他の料理に使いにくいため、現在ではジンギスカン鍋を所有している家庭は少なくなっているよう。
そのかわりに、ホットプレートやフライパンでジンギスカンを作る家庭が急増しているのですが…?