災害用の備蓄というと、「何日分あるか」「賞味期限は大丈夫か」に意識が向きがちです。
けれど、災害時に普段と同じように食べられるとは限りません。強い緊張や睡眠不足、慣れない環境が重なると、食欲が落ちたり、胃腸の調子を崩したりすることもあります。
家族の人数分をそろえるだけでなく、自分や家族の体調が悪いときにも口にできる物があるかも大事。
今回は、看護師で薬膳師の薬膳ナースけいこが、薬膳の視点から体と心をいたわる備蓄食の見直しポイントをお伝えします。
災害時にいたわりたい部分は?

出典:写真AC
災害時に薬膳の視点で意識したいのは、「補氣」「めぐり」「リフレッシュ」の3つです。
補氣とは、食事から体を動かすエネルギーを補うこと。
薬膳では、胃腸が食べ物から「氣」をつくると考えます。食欲がないときでも食べやすい炭水化物と、体の材料になるたんぱく質を備えておきましょう。