
「エアコンの設定温度は28℃以下にしましょう」…そんなふうに聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。でもじつは、暑い季節にエアコンを使うとき、設定温度を基準に熱中症対策をしようと、そこには意外な"落とし穴"が…。
今回は、気象予報士・防災士の資格を持つライター・植松愛実が、エアコンを効果的に使って熱中症対策をするコツを解説します。
設定温度どおりにならない場合がある!?

エアコンの設定温度は、「この温度にしてほしい」という目標の温度のはずなので、エアコンをつけて時間が経てばその室温はそれに近づくはず…と思いきや、意外とそうでもないケースが多いのです。
たとえば、パソコンなど複数の電子機器を使っている部屋や、西日が入りやすい部屋などは、なかなか設定温度に到達しないことも。また、そもそもエアコンの機種が古かったり、部屋の大きさにスペックが合っていなかったりすると、やはり設定温度と実際の室温との間には差ができてしまいます。
そのため、熱中症対策を考える際は、エアコンの設定温度を基準に考えるのではなく、温度計で測った室温がしっかり下がっていることが重要。温度計は100円ショップやホームセンターなどで売っている安価なもので十分です。