
夏はゴキブリが出やすい季節です。でも、夏の間だけ気をつけていればいいわけではありません。実は、夏の終わりから秋にかけての対策が翌年からのゴキブリの遭遇率を下げることも…!
そこで今回は、暮らしスタイリストとして料理をはじめ家事全般の情報を日々発信されている河野真希さんに、夏の終わりから始めるゴキブリ対策についてお伺いしました。
さすがのゴキブリも猛暑は苦手
ゴキブリといえば、「水が一滴あれば三日は生き延びる」といわれるほど、生命力の強い虫です。いわゆる人間の残飯やゴミだけでなく、埃や髪の毛、油汚れなど、なんでも食べます。しかも、その繁殖力は「1匹いれば、100匹はいる」といわれるほど。100匹は大げさにしても、家の中に1匹いたら卵や幼虫が産み付けられている可能性が高いと考えて、対策をしておいた方がいいでしょう。
ただし、そんなゴキブリも、猛暑は苦手。35℃を越えると活動が鈍くなり、40℃以上になると死んでしまうこともあるといわれています。
2025年の夏はことさらに暑かったですが、そろそろ気温の下がってくる頃。つまり、夏の終わりから秋にかけてゴキブリにとって過ごしやすい気候となり、繁殖活動も活発化します。ここでしっかりと叩いておくことが、翌年ゴキブリを見かける確率を下げることにつながるのです。