サンキュ!
りんご

秋から冬にかけてスーパーでもさまざまな品種が出回るりんご。夏場の桃やシャインマスカットなどのフルーツよりも安価に手に入るため、これからの時季はおやつやデザートに気軽にフルーツを食べる人も増えるかもしれませんね。

りんごは身近なフルーツであるがゆえに、知らず知らずのうちに「もったいない」食べかたをしてしまっている人もいるかも…?野菜ソムリエ・食育インストラクター・気象予報士として活躍する植松愛実さんに、りんごの「もったいない」食べかたとおすすめの解決策を教えてもらいます。


ツヤツヤりんごを選ばないのは「もったいない」!


りんご

店頭に並ぶりんごのなかには、まるでワックスをかけたかのようにツヤツヤのりんごもありますよね。ワックスや農薬だったらイヤだな…と思って選ばない人もいるかもしれませんが、それでは「もったいない」!

りんごの表面がツヤツヤになるのは、りんごが持つ天然のオイルのおかげ。完熟するとリノール酸やオレイン酸といった、油の仲間の成分が皮の表面ににじみ出てきて、まるでワックスを塗ったようにツヤツヤ・テカテカになるのです。

「油上がり」とも呼ばれ、おいしいりんごのサインですので、ぜひ避けずに選んでくださいね。なお、黄色いりんごとして知られる「王林(おうりん)」など、品種によっては完熟してもツヤツヤにならないものもあります。


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