
冷え込む季節に恋しくなる、ほっくり甘いかぼちゃ。夏に収穫されたあと農家で保管され追熟させてから秋~冬に出回るものが多く、ちょうど甘くておいしいかぼちゃが手に入る季節もあります。
かぼちゃは煮物やサラダなど定番料理が多く、使いかたに悩むこともあまりないかもしれませんが、意外と「もったいない」食べかたをしている人もいるかも…!?今回は、野菜ソムリエ・食育インストラクター・気象予報士として活躍する植松愛実さんに、かぼちゃの「もったいない」ポイントとおすすめ解決策を教えてもらいます。
ワタをそのままにしていたら「もったいない」!

かぼちゃは日持ちする野菜のイメージがあるかもしれませんが、それは果肉や皮の部分だけで、中心付近のワタがある部分は水気が多くカビが生えやすいという特徴があります。そのため、せっかく買ってきたらワタはすぐに取り除かないと「もったいない」!
とにかくまずはワタの部分をスプーンなどで取り除いて、ラップでぴっちり包んで冷蔵庫へ。これだけでかぼちゃの保存期間をかなり延ばすことができます。
ちなみにワタは食べることができ、果肉と一緒に煮てもいいですし、細かく刻んでスープにしてもOK。ただ、くり返しになりますが、カビが生えやすいので早めに食べてしまいましょう!