サンキュ!

できあがった料理や使いかけの食材を保存しておくときによく使われる容器に、プラスチック製やガラス製のものがあります。また、それ以外の容器を使っているという人もいます。

それぞれにメリットとデメリットがあるのですが、みなさんは上手に使い分けできているでしょうか?

この記事では、管理栄養士のゆかりさんにプラスチック製やガラス製などのおもな家庭用保存容器の特徴と、扱い方の注意点について紹介してもらいます。


プラスチックのメリット&デメリット



ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、AS樹脂などのさまざまな素材が使われるプラスチックの保存容器。素材によって、熱に強い、冷凍に向くなど特徴にちがいが見られます。

基本的には、安価で購入でき、軽くて衝撃によって壊れにくい(割れや飛び散りがない)というメリットがあります。

デメリットとしては、劣化が早くて表面に傷がつきやすく、食品のニオイや色がつきやすいため、定期的な買い替えが必要になる点。

少しでも長く使うためには、やわらかいスポンジで洗ったり、カレーやトマトソースなどのニオイや色がつきやすい食品を避けたり、食品用ラップを敷いて直接容器に触れないように使うなどの工夫がおすすめです。

また、素材によっては、耐熱温度が低く電子レンジや食器洗浄機での使用ができないものもあるため、用途に合わせて選ぶ必要があります。商品の説明書きをよく読み、正しく取り扱うようにしましょう。


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