
今年も残すところあとわずか。師走に入ると気になるのが「年末の大掃除」です。一年の汚れを落とし、気持ちよく新年を迎えたいと思っていても、実際には「時間がない」「寒い」などの理由で思うように進まないことも。
そんな年末のバタバタを避けるコツは、ずばり「早めに取りかかること」。寒くなる前に済ませておくことで、年末の負担をぐっと減らすことができます。
今回は、今のうちにやっておくと年末が劇的にラクになる「先手家事3選」をご紹介します。
教えてくれたのは、アクティア株式会社が提供する家事代行サービス「カジタク」に所属し、年間約500件のお仕事依頼をこなしている家事のプロフェッショナル、西田美保さんです。
1. 効率化のカギ:年内に「ゴミ出し」を完了させる

大掃除を始める前に、まずは家の中の「不要なモノ」を整理・処分しましょう。
<早めにやるべき理由>
年末は多くの自治体でゴミの収集日が早まったり、回数が減ったりします。特に粗大ゴミや不燃ゴミは収集頻度が低く、出しそびれると「粗大ゴミと一緒に年越し」という悲しい結果に……。
片付けを先にしておくと、掃除機がけや拭き掃除の際にモノを動かす手間が減り、効率が格段に上がります。
<進め方のポイント>
取りかかる場所は、クローゼット・納戸・押入れなど “モノが溜まりやすい場所”から。「一年使わなかったモノは手放す」とルールを決めておくと、判断がスムーズです。
お住まいの地域のゴミ収集日を事前に確認し、スケジュールを逆算して作業を進めましょう。