【旬食材】甘い長ネギは「メリハリ」に注目!失敗せず選ぶコツを野菜ソムリエが解説
-
厳しい寒さのなかで甘みを増しておいしくなる長ネギ。
「白ネギ」や「根深ネギ」とも呼ばれ、もともとは関東中心に生産・消費されていましたが、今では全国的に親しまれている冬野菜の代表格です。
せっかく旬の時期に買うなら、できるだけ甘くておいしいものを選びたいですよね。
今回は、野菜ソムリエ・食育インストラクター・気象予報士として活躍する植松愛実さんに、長ネギ選びのコツを教えてもらいます。緑と白の「メリハリ」に注目
長ネギの白い部分は、収穫までの間に土に埋まっていた部分です。そう思うと、かなりの部分が地中で育っているのですね。
そして緑色の部分だけが地上に出ていた部分ということになりますが、この白い部分と緑色の部分との境い目がくっきりしているものがおすすめ。
というのも、長ネギは通常、成長とともに地上部分が長くなっていくためくり返し盛り土をして、白い部分の比率が少なくなってしまわないように育てられています。
そのため、白と緑の「メリハリ」がはっきりしている長ネギは丁寧に育てられていて、甘みや旨みがしっかりしている場合が多いのです。