【旬食材】じつは1種類じゃない!おいしい「三つ葉」の見分けかたを種類ごとに野菜ソムリエが解説
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日本生まれのハーブである三つ葉は、毎年だいたい年末から出荷量が増え始め、春先から初夏にかけて旬を迎えます。
ひな祭りのお吸い物でしか見たことがない…という人もいるかもしれませんが、それだけではもったいないくらい栄養豊富な野菜です。
名前のとおり「3つの葉」がついているのが特徴ですが、じつはひとくちに三つ葉と言っても種類がいろいろあります。
今回は、野菜ソムリエ・気象予報士・防災士として活躍する植松愛実さんに、三つ葉の種類ごとの選びかたを教えてもらいます。スーパーに出回る三つ葉は3種類
一般的なスーパーでもっともよく出回っているのは、糸三つ葉または青三つ葉と呼ばれるタイプ。水耕栽培されるもので、根元に小さなスポンジがついている状態で売られていることが多いです。
一方で、「軟化栽培」といって日の当たり具合を調整してやわらかくなるよう育てられたタイプもあり、切り三つ葉と根三つ葉の2種類があります。
名前の通り、切り三つ葉は根を切り落とされた状態で、根三つ葉は根がついた状態で出荷されます。