【旬食材】めったに買わないから悩ましい山菜の王様!失敗しないタラの芽の選びかたを野菜ソムリエが解説
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春を迎えてスーパーの野菜売り場でも山菜を見かける季節になりました。
ワラビ、ふきのとう、ゼンマイ、ウドなど、最近は都市部でも少量パックで買いやすい山菜が増えましたが、中でも「
山菜の王様」とも呼ばれるタラの芽の人気は不動と言えます。
でも、山菜なんてめったに買うこともないし、いざ買おうとするとどう選べばいいか悩みますよね。
今回は、野菜ソムリエとして活躍する植松愛実さんに、失敗しないタラの芽選びのコツを教えてもらいます。「成長しすぎていない」がポイント
タラの芽はタラノキという植物の若い芽の部分です。
成長すると堅い枝や葉になってしまうものを、若くてやわらかいうちにいただきます。
つまり、買うときには「成長しすぎていない」ものを選ぶのがポイント。
そのためにつぼみ(先端)の部分に注目します。
つぼみと言っても先端から出てくるのは花ではなく葉で、つぼみから葉っぱの赤ちゃんが顔を出して、完全には開ききらずにちょっとおじぎをしたような形のものを選びましょう。