「ブロッコリー」を食べすぎるとどうなる?知っておきたいブロッコリーのメリット&デメリット
2024年2月20日
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ブロッコリーに含まれる栄養素には、健康によい作用を持つものが多い反面、とり方を間違えてしまうと体調をくずす危険性もあるのだとか!
管理栄養士と食生活アドバイザーの資格を持つライターのゆかりさんに、ブロッコリーの食べ方によって体にどのような悪影響が及ぶのかと、1日に食べてもいい量の目安について紹介してもらいます。丈夫な体づくりやアンチエイジングに!ブロッコリーを食べるメリット
ブロッコリーは地中海沿岸が原産とされるアブラナ科のケールを祖先にもつ野菜です。大きく房になったつぼみだけでなく甘味のある茎も食べることができるという特徴があります。房を分けなくてもスティックタイプになって食べやすくなった品種もあり、サラダや煮込み料理などで食べられることが多くなっていますよ。
そんなブロッコリーには、おもに次のような栄養素が多く含まれています。
・ビタミンK
・ビタミンC
・葉酸
・ビタミンE
これらには、出血を止めたり骨を強くする、ストレスや風邪などの抵抗力を高める、正常な細胞をつくる、血管の健康維持や老化を防ぐ、などといった働きが期待できますよ。
そのほかに、グルコシノレートといった機能性成分も含まれています。
グルコシノレートはアブラナ科の植物に広く含まれ、辛味の元でもあります。生のままブロッコリーをこまかく砕いたり、刻むことによってスルフォラファンなどの成分へと変化し、抗酸化や解毒に関わる酵素の働きを高めてくれる働きが期待できるでしょう。
また、ブロッコリーは野菜類のなかで比較的たんぱく質を多く含むことから、菜食主義者や体づくりを意識している人にとって、積極的に取り入れられていることも。
このように、ブロッコリーを上手にとり入れることで健康増進だけでなく美容にもよい影響が期待できるのです。