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じつはやってもあまり意味がない!?むしろ逆効果になることもあるNG家事5選

2024年2月29日

  • 家事のやり方は見よう見まねで覚えたり、自己流で身につけたたため、きちんと教えてもらったことはないという人も多いかもしれません。

    でも、当たり前のようにやっている家事のなかには、じつはあまり意味のないものや逆効果のものがあることも。また、昔は必要だったけれど、時代の変化に伴い、不要になる家事もあります。

    そこで今回は暮らしスタイリストとして料理をはじめ家事全般の情報を日々発信されている河野真希さんに、じつはやっても意味がない、もしくは逆効果ともなりかねない家事を5つ教えてもらいました。


    1.布団をたたく


    ブランケットに吊るした乾燥

    天気の良い日に干した布団をパンパンとたたくと、白い粉のようなものが舞って、ホコリやダニが落ちているように感じるかもしれません。でも、じつは布団たたきは逆効果な家事のひとつ。布団をたたけば、表面の汚れは落ちますが、それ以上に繊維を傷めて布団の寿命を縮めたり、アレルギーを引き起こす可能性のあるダニの死骸やフンを飛散させたりすることにつながります。また、過去には布団たたきの音による騒音をめぐって裁判が行われたことも。

    布団を干す目的は、汚れを落としたり、ダニを死滅させたりすることではなく、乾燥させることにあります。天気のよい日中1~2時間干したら、たたくのではなく、表面をなでるように払って表面の汚れを落としましょう。布団を取り込んだあとで、その表面に掃除機や布団クリーナーをかける、ダニの死骸やフンを含めた汚れを吸い取ることができます。

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