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旬のいんげんは「ゴツゴツ」と「なめらか」どちらを選ぶ?失敗しないための野菜ソムリエ解説

  • 気温が高くなる時期にスーパーの店頭に並ぶことが増える、いんげん。いんげん豆を若いうちに「さや」ごと食べることから、さやいんげんとも呼ばれ、夏本番にかけて価格が下がる緑黄色野菜のひとつです。関西では「三度豆」の別名でも親しまれています。

    店頭のいんげんをよく見ると、豆の形がくっきりわかるくらい「ゴツゴツ」したものと、豆ひとつひとつがあまりよくわからない「なめらか」な見た目のものがありますが、どちらがおいしいのでしょうか。また、鮮度の見分けかたは…?

    今回は、野菜ソムリエ・食育インストラクターとして活躍する植松愛実さんに、失敗しないためのいんげん選びのコツを教えてもらいます!


    「ゴツゴツ」vs「なめらか」


    いんげん

    いんげんをよく見ると、豆の形がはっきりわかるくらい「ゴツゴツ」したものは、豆が大きく成長して全体が太くなっていると思います。逆に、表面が「なめらか」なものは細いものが多い傾向。

    冒頭でも説明したように、いんげんはいんげん豆を若いうちに収穫して食べるものなので、成長しすぎると固くなっておいしくないものが出てきてしまいます。そのため、見た目は表面が「なめらか」で、細めのものを選ぶのがおすすめです。

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