「ゴキブリ」がいると火災のリスクも!?不快なだけではないゴキブリが家に出るリスク
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温かくなると、ゴキブリが活発に動きはじめます。その姿を見ると「嫌だ」「怖い」という気持ちになる人が多いと思いますが、ゴキブリが家の中にいることが、実際にはどのくらいの被害や危険性につながるのでしょうか。
そこで今回は、暮らしスタイリストとして料理をはじめ家事全般の情報を日々発信されている河野真希さんに害虫と呼ばれるゴキブリのリスクについてお伺いしました。ゴキブリは危険な害虫?
Prostock-Studio/gettyimages存在そのものが忌み嫌われるゴキブリ。真っ黒な見た目と素早い動きや音はたしかに不気味さや不快さを感じさせますが、ゴキブリが直接人間に危害を加えてくるようなことはほとんどありません。
ただし、ゴキブリは高温多湿で餌となるものが多くある環境を好みます。いわゆる食べ物だけでなく、油や髪の毛、ホコリや段ボールなどなんでも食べるため、掃除が行き届いていない不衛生は場所で多く繁殖します。ゴキブリが頻繁に姿を現すということは、その家が「汚い」という可能性が高いです。
不衛生な環境はゴキブリにとって快適でも、人間には病気や不調の原因にもなりかねません。片づけや掃除をして、ゴキブリの住みにくい部屋を心がけるとともに、健康的に過ごせる家をめざしましょう。
また、ゴキブリをまれに1匹だけ見かける程度なら住みついている可能性はそう高くありませんが、頻繁に見かける場合は部屋の中で繁殖していることも。大量に繁殖をしてしまうと、ゴキブリは不快感以外の害も及ぼすことがあるので、注意が必要です。