ナスを選ぶとき本体から見るのは間違い!?旬の野菜選びを失敗しないための野菜ソムリエ解説
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夏から秋にかけて、気温が高い時期にぐんぐん成長しておいしくなるナス。焼きナスや煮物はもちろん、肉との相性もよいナスは使い勝手がよく、これからの季節は常備しているという人も多いのではないでしょうか。じつは、ナスを選ぶときに見るべき場所は、食べるときには捨ててしまう場所なのです。
今回は、野菜ソムリエ・食育インストラクター・気象予報士として活躍する植松愛実さんに、新鮮でおいしいナスを選ぶコツを教えてもらいます。まずはヘタを見て!
野菜を選ぶとき、ついつい食べる部分(可食部)を見てしまいがちですが、ナスを選ぶのに最初に見てもらいたいのは、ヘタの部分です。ナスはヘタの部分にトゲが生えている品種があり、このトゲが鋭くとがっていて、ピンと立っているほうが新鮮なのです。鮮度が落ちるとトゲはだんだん鋭さを失って寝てきます。
調理する際にはトゲが手に当たって邪魔だなと感じる人が多いとは思いますが、鮮度を見るうえでは重要な部分なのです。