いつものサラダを劇的においしくする「ひと手間」を野菜ソムリエが解説
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暑い夏はもちろん、1年をとおして家庭の食卓を彩ってくれる野菜サラダ。野菜を切って盛りつけて塩やドレッシングをかけるだけなのに…食べてみるとなんだか仕上がりがイマイチ!という経験、ありませんか?
今回は、野菜ソムリエ・食育インストラクター・気象予報士として活躍する植松愛実さんに、単純そうに見えて意外と奥が深い野菜サラダを劇的においしくする「ひと手間」を教えてもらいます!とにかく味をボケさせない!
野菜サラダがおいしく感じないときのもっとも多い原因は、味がボケてしまっていることです。「味がハッキリしないのなら塩やドレッシングを多めにかければいいのでは?」と思われるかもしれませんが、じつはそういう話でもないのです。
野菜サラダの味がボケてしまうのは、たいていの場合「水気」が原因。野菜を生で食べる場合、たいてい水で洗ってから盛りつけることになりますが、そのときに水気が十分に切れていないと、味を感じにくくなってしまいます。このとき、洗ったあとの野菜を軽くパッパッと振って水気を切ろうとしても、じつはほとんど切れていません。キッチンペーパーなどで水気をふき取るか、100均などで売っているサラダスピナーで水気を飛ばしましょう。