サンキュ!

いつもの"サイコロステーキ"を劇的においしくする「ひと手間」

  • スーパーのお肉売り場によく売っている、サイコロステーキ。子どもでも食べやすいうえに通常の牛肉より安いので、よく買うという人も多いのでは。でも、サイコロステーキをおいしく焼くのって、意外とむずかしいですよね。

    今回は、野菜ソムリエ・食育インストラクター・気象予報士として活躍する植松愛実さんに、サイコロステーキを上手に焼くための「ひと手間」を教えてもらいます。


    とにかく「表面だけ焼く」→「蒸す」!


    サイコロステーキ
    Ika Rahma/gettyimages

    サイコロステーキをフライパンで焼くとき、全体に火をとおそうとしてコロコロ転がしていたら、いつのまにかくずれてしまった…という経験がある人もいるのでは。じつは、たいていのスーパーで売っているサイコロステーキは、牛肉をサイコロ状にカットしたものではなく、成型肉です。そのためくずれやすいという特徴があり、コロコロ転がすのはNG。

    焼くことで火をとおすのではなく、表面に焼き色をつけることだけを考えて、そのあと「蒸す」工程で火をとおすようにしましょう。目安としては、1つの面を焼くのに1分、焼き色がついたら面を変えてまた1分、という具合にすべての面を焼き、最後にフタをして火を止めて2分蒸します。焼き色をつけることで、成型肉の独特の風味も感じにくくなりますよ。

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