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「チャーハン症候群」で死亡したケースも…夏のお弁当に入れてはいけない食材・おかず

  • 夏は食中毒が心配な季節です。近年の暑さは厳しさを増しており、とくに屋外を持ち運ぶことがあるお弁当は、より気をつけなければいけません。

    そこで今回は食中毒を防ぐために、夏のお弁当に入れるのは避けたほうがよい食材やおかずについて、暮らしスタイリストとして料理をはじめ家事全般の情報を日々発信されている河野真希さんにお伺いしました。


    半熟卵


    半熟卵を木の板で隔離した皿で提供 健康食品の側面図
    Waqar Hussain/gettyimages

    卵には食中毒菌のひとつであるサルモネラ菌が付着していることがあります。サルモネラ菌は他の食中毒菌と比べて少量の菌でも発症することがわかっており、小さなお子さんや高齢者はとくに注意する必要があるといわれています。

    サルモネラ菌は75℃で1分以上の加熱で死滅しますが、半熟の場合はまだ残っていることも。卵焼きやゆで卵、目玉焼きなどをお弁当に入れる場合は、中心までしっかりと加熱するようにしてください。

    また、サルモネラ菌は、10℃より低い温度で保管していれば増殖が抑えられます。購入した卵はできるだけ早く冷蔵庫に入れてください。卵の賞味期限は生食できる期限とされていますが、お弁当にいれる場合は加熱調理をするとしても、できるだけ賞味期限内のものを使うのが安心です。

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