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野菜のプロが解説!梨をスーパーで買うときにおいしいものを見分けるコツとは?

  • 夏の終わりから秋にかけて、リンゴよりもひと足先にスーパーに並び始める梨。甘くてみずみずしい梨をぜひ選びたいところがですが、リンゴと違って全体的に色が薄いこともあり、なんだかどれも同じ見えて選びにくい…と思う人もいるのでは?

    今回は、野菜ソムリエ・食育インストラクター・気象予報士として活躍する植松愛実さんに、おいしい梨を選ぶコツを教えてもらいます。


    表面はすべすべ・ザラザラどっちを選ぶべき?


    コズイ・ナシ
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    梨の表面を見ると、細かい斑点がたくさんあってザラザラした質感になっているものと、斑点があまり目立たずなめらかに見えるものがあります。この斑点のようなものは「果点コルク」と呼ばれるもの。梨がまだ熟していないうちはハッキリ見えるのですが、完熟に向かうにつれて次第に目立たなくなり、だんだん表面がすべすべに見えるようになっていきます。

    そのため、買ってからすぐに食べる場合は、しっかり熟して表面がなめらかなものを選ぶのがおすすめ。逆に、すぐに食べる予定がない場合は、ザラザラのものを買ったほうが日持ちします。

    ちなみに通常の梨(和梨と言います)は、ラ・フランスのような洋梨と違って追熟しないため、未熟なものを買ってしばらく置いておいても甘さが強くなることはありません。つまり一番いいのは、すでに熟したものを買ってすぐ食べることです。なお品種によって、もともと「果点コルク」が見えづらいものもあるため、売り場では同じ品種どうしで見比べましょう。

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