野菜のプロが解説!柿をスーパーで買うときにおいしいものを見分けるコツとは?
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秋になるとスーパーに多く並ぶようになる柿は、素朴でありつつも、なんだかホッとする甘さが人気のフルーツです。でも、せっかく柿を買ったのに思ったほどおいしくなかった…なんて経験のある人も多いのでは。
今回は、野菜ソムリエ・食育インストラクター・気象予報士として活躍する植松愛実さんに、柿選びで失敗しないためのコツを教えてもらいます。まずは全体をチェック!
柿は皮全体にハリがあり、ずっしり重みのあるものがおすすめ。できれば左右対称で変形していないもののほうが、順調に成長した柿である可能性が高いです。
なお、皮の表面に黒っぽい色がついているものもあるのですが、これについては少し見分けがつきづらいです。全体的に細かい黒い斑点がついているようなものは問題ないのですが、ヘタの周辺に集中して黒い斑点が目立つ場合は、病気にかかって味が落ちている可能性もあります(ただし、病気が人に移ることはありませんし、食べても問題はありません)。
また、品種によってはおしりの側に黒いスジが入っているのが非常に甘い証拠であることも。ただ、これも見たことがない人には見分けがつきづらいと思いますので、(前述のとおり食べても問題ないこともあり)あまり黒い点やスジを気にせずに、以下の項目で紹介する色やヘタの情報にも注目してみてください。