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じつは避けたほうがいいかも?野菜のプロが教える冬キャベツの「もったいない」食べ方

  • キャベツは年中スーパーに並んでいますが、じつは春、夏~秋、冬でそれぞれ出回る品種が異なり、季節ごとに適した調理法も違います。とくに冬キャベツは1年でもっとも葉が硬くなりやすい性質がありますが、うまく調理してあげれば存分に甘みや旨味を味わえます。

    今回は、野菜ソムリエ・食育インストラクター・気象予報士として活躍する植松愛実さんに、冬キャベツの「もったいない」調理法とおすすめの解決策について教えてもらいます。


    外葉を包丁で切るのは「もったいない」!


    キャベツ

    キャベツの一番外側、濃い緑色をした外葉。内側の葉と比べ固いうえに少し青臭さもあり、おまけに煮込んでも甘さが出ないため捨ててしまう人もいますが、炒めるとシャキシャキの歯応えがたまらないので、ぜひ炒め物で食べてください。

    ちなみにこの外葉、包丁で切るのは「もったいない」!というのも、硬いために調味料がしみ込みにくく、手でちぎったほうが味がしみやすいのです。

    芯の部分はもちろん手では切れないので、芯の部分は包丁取り除いてそぎ切りにして、葉の部分を手でちぎりましょう。外葉のなかでも上半分と下半分で硬さが違うので、比較的やわらかい上半分は繊維に沿ってちぎり、より硬い下半分は繊維を断つ方向にちぎってください。

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