
夏がやってくると、一気にしんどくなるのが毎日の家事。暑いとちょっと動くだけで汗だくになるし、やる気は出ないし、疲れるし…そんなとき、「これは夏にやらなくてもいい」という家事を決めておくのも、毎日を楽に過ごすための賢いテクニックです。
そこで今回は、暮らしスタイリストとして料理をはじめ家事全般の情報を日々発信されている河野真希さんに、夏にやらなくてもいい家事についてお伺いしました。
1.浴室のカビ掃除
高温多湿の日本の夏はカビが繁殖しやすいといわれています。特に毎日水分で濡れる浴室はしっかりとカビ対策をしなければいけないと思うかもしれませんが、真夏の大掛かりな掃除はひと休みしてもよいかもしれません。
カビは温度20~30℃、湿度70%で活発に繁殖するといわれています。でも、近年の日本の夏は非常に暑く、気温が30℃以上になる日がほとんどです。実は暑すぎると、カビも夏バテをして増殖しにくくなるのだそう。
暑い季節の浴室掃除は大変です。もちろん、入浴後に汚れを落としたり、換気扇を回して湿気を減らしたりといった基本の日常清掃は欠かせませんが、真夏に本格的なカビ対策はしなくてもOK。気温が少し下がってきた秋の入り口頃から頑張るようにしましょう。