寝不足でも寝すぎても死が近づく⁉睡眠時間と健康の危険な関係
-
寝不足が体に悪いことは、みなさんご存じのはず。では、睡眠時間は長ければ長いほどいいのでしょうか。実は「寝すぎ」もよくないのだとか。
理想的な睡眠時間・睡眠と健康の関係について、睡眠健康指導士の資格を持つ睡眠の専門家、大久保早絵氏に聞きました。Q.1日の理想的な睡眠時間について教えてください
1日の理想的な睡眠時間は、成人(18~64歳)であれば7~9時間とされています。
参考までに、年齢別の理想の睡眠時間は以下の通りです。
・乳幼児(0〜3カ月):14〜17時間
・幼児(4〜11カ月): 12〜15時間
・幼児(1〜2歳): 11〜14時間
・幼児(3〜5歳): 10〜13時間
・子供(6〜13歳):9〜11時間
・十代(14〜17歳):8〜10時間
・成人(18〜64歳):7〜9時間
・高齢者(65歳以上):7〜8時間
これらは一般的なガイドラインで、個人の体質や健康状態によって適切な睡眠時間が異なる場合があります。また、ライフスタイル・ストレスレベル・脳や体の活動量・仕事内容などの影響により、必要な睡眠時間が変わる可能性もあります。
自分に必要な睡眠時間を日々の体感や日中のパフォーマンスと照らし合わせて理解し、充分な睡眠を確保できるようにライフサイクルの調整をしていくことが重要です。