季節によって変わる体の不調、どの季節にも共通した対策とは?
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春夏秋冬、季節が移ろう中でそれぞれの季節の楽しみがありますよね。楽しみつつも、なんか毎年「この季節になると、調子がいまいち」ということはありませんか?
今回は、あなたがコンディションを崩しがちな季節を前もってチェックして、対策する方法を看護師・薬膳師としての知識を活かした記事を得意とするライターの薬膳ナースけいこさんに教えてもらいました。季節と人の心身の関係は?
人間も動物、自然の一部です。日照時間や気温、気圧、湿度などの季節の移ろいに、体や心は影響を受けます。
夏に気持ちが明るくなったり、秋が深まるにつれ気持ちが落ち込みやすくなったりという経験はありませんか?これは、日照時間が夏は長く冬に向けて徐々に短くなってくることが原因のひとつです。
このような季節の移ろいと心身が受ける影響を意識しながら、健康のために対策すれば年間を通して過ごしやすくなります。この季節にこんな傾向なかった?
それぞれの季節にこんな傾向はありませんでしたか?あなたの心身が苦手な季節はないかチェックしてみましょう。
【春】
・爪が欠けるなど爪のトラブルがある
・イライラしやすい
・シミやそばかすができやすい
・筋肉がつることが多い
・肝臓が弱っていることを指摘されたことがある
【梅雨】
・胃腸が弱い
・体が重だるい
・やる気がおきない
・よだれが出やすい
・口の周りに吹き出物が出やすい
【夏】
・寝つきが悪く、何度も目覚める
・寝汗をかきやすい
・赤ら顔
・クヨクヨしやすい
・めまいや立ちくらみをおこしやすい
【秋】
・よく風邪をひく
・のどや鼻が乾燥しやすい
・乾燥肌
・感傷的な気持ちになる
・顔の色が白っぽい
【冬】
・冷えやすい
・疲れやすい
・耳の症状がある
・ストレスを感じやすい
・腰痛がある
あてはまる傾向が多い季節ほど、対策をする必要があります。