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【君島十和子さん】「私らしさ」に囚われず、自分をアップデート!アラ還”の今、年を重ねることが楽しい

  • シミ、シワ、白髪……。若い頃と比べて、外見の悩みは増えていくものなのに、なぜか、年を取れば取るほど、魅力的に輝いて見える人がいます。“アラ還”の今がいちばん素敵な、時の人。君島十和子さんにターニングポイントをうかがいました。


    40代から、あえて「私らしさ」を捨ててみることにしたんです



    年齢を感じさせない美しさと、インスタライブですっぴんを披露することもいとわない親しみやすさが同居し、年齢を重ねて一段と輝く君島さん。そのヒミツはいったいどこに?
    「30代の頃はこだわりがあるのが大人だと思っていて、髪形やメイク、服の色なども固定していたんです。でも40歳を前にふと『私って立ち止まってる人に見えない?』と気がついて。美容も新しい成分や技術、製品が次々登場しているなかで、『私らしさ』も大事だけれどそこに囚われていると何も変わらない。時代とともに進化する美容家でいたい!と思い、長かった前髪を切ったりメイクも今まで選ばなかった色を取り入れたりしました」。
    未知のものにチャレンジする楽しさに気づき、新しい自分に出会えた君島さん。自分をアップデートするために40代後半から意識したのは“内面を磨く努力”でした。「美容界のレジェンド・齋藤薫さんや、世界から尊敬を集める実業家の稲森和夫さんなど、いろいろなかたの本を読んで感性を磨きました」。
    そして50代の今は、自分をよく見せたいという気持ちから解放されて、抜け感や親しみやすさを自然に出せるようになったと言います。「メイクも髪形も装いも完璧を目指してイタく見える失敗をしてきて(笑)、力を抜くことを学びました。そういう人のほうが素敵に見える時代ですよね。今は年を重ねることがとても楽しい。これから60代になっても、その年齢ならではの美しさを、大らかに追求していきたいです」。

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