年齢を重ねるほど魅力を増していく人がいます。子育てときれいの両立を目指す現役モデル、渡辺佳子さんに素敵をつくるヒントをうかがいました。

もっと自分を大事にするために優先順位を決めることにしました！

飾らない笑顔と人柄が人気の渡辺さん。かねてから『サンキュ！』の愛読者です。「収納ややりくりの実例ぺージが大好き。皆さんの頑張る姿に励まされるし、参考になるワザを取り入れたりしています」。　
ご自身も9歳と2歳の子育てでドタバタな毎日。「子育てと仕事を完璧にこなすのはそもそもムリ！って声を大にして言いたいです（笑）。モデルという仕事柄、体や肌のケアは欠かせないけれど、時間と心にゆとりがないと自分のことは後回しになるからマイペースでできる方法にシフト」。保育園のお迎えに間に合うように仕事は16時まで。「園や学校の用事がある日は仕事を入れず、どうしてもやりたい仕事が入ったら子どものお世話を夫に任せるなどして、そのときどきで何を優先するか決めています。ムリしないと言っても毎日それなりに忙しいのが母業。あんまり頑張り過ぎると体にも影響します」。
実は渡辺さん、20代から婦人科系の病気に悩まされ、30～40代では不妊治療を2度経験しました。「治療すればすぐに授かると思っていたのになかなか妊娠せず、すごく落ち込みました。39歳で子宮内膜症の手術を経験してからはムリせず楽しく生きることがモットーに。食べたいときは甘い物も食べちゃいます。だって甘い物が欲しくなるのは頑張ってる証拠だから。野菜やフルーツを食べてバランスを取れば問題なし。自分なりにやることをやったらあとは楽しんでいいんじゃないかな」。