【50代からの身軽で豊かな暮らし】子どもが独立したあと、2人でできること
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ルームシェアのようなほどよい距離感を持ちつつ夫婦2人の時間も大切に。子どもが独立したあとの暮らしはどう変わる?リノベーションして個室を確保&夫婦で一緒にやることを決めたなど、気になる先輩の暮らしをご紹介します。
<教えてくれた人>
『サンキュ!』読者 Jさん(神奈川県 61歳)
6年前にフルリフォームしたマンションで夫(61歳)と2人暮らし。パートで週1~2日働く。夫は定年退職後も再雇用制度で週5勤務を継続中。長男(33歳)、二男(30歳)は数年前に独立し、現在は結婚して孫も誕生。ルームシェアのようなほどよい距離感を持ちつつ夫婦2人の時間も大切に
6年前に二男が独立し、夫が長年の単身赴任から戻ってきたタイミングで、2人暮らしがスタートしたJさん夫妻。夫が退職したあとの暮らしを見据え、家事のシェア率を少しずつ増やしてきました。夫を上手に巻き込むコツを伺うと、「やって欲しいことがあるときは、女優になったつもりで、少し大げさに褒めたり、夫がやる気になるような伝え方を心がけています(笑)」と明るく笑うJさん。「○○してくれない」と腹を立てても相手は変わらないので、まずは自分ルームシェアのようなほどよい距離感を持ちつつ夫婦2人の時間も大切にの言動を変えてみるようにしているそう。
また、頼みたい家事は一気に任せないのもポイント。「ゴミ出しで言うと、まずはゴミを出すだけ、次はゴミを集めるところから、その次は新しいゴミ袋をセットするところまで……と段階を踏むのがコツ。そのたびに褒めると、夫も達成感を感じるのか気分よく引き受けてくれます。今では粗大ゴミの集荷依頼も夫の担当に」。
家族だからと甘えすぎず、ルームシェアのようなほどよい距離感を目指していますが、あまり他人行儀なのも楽しくないもの。「2人一緒だからこそ楽しめることを見つけて、意識的に夫婦の時間を持つようにしています」。