【50歳からの暮らし】介護を通して考えたこれからの暮らしに大事なこと
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親や周りの方などの「介護」が現実問題になってくる50代。自身はまだ元気で過ごしているように思っても、老いは確実にやってきます。介護に直面している方の中には、自分も「いつか介護が必要になったらどうしよう…」と不安を感じている方もいるかもしれません。
介護施設に勤務しながら整理収納アドバイザーとして活動しているおだけみよさんは、介護の経験ゼロの状態から介護の仕事に就きました。「介護」に関して、以前は漠然と不安を抱えていただけでしたが、介護の仕事に就くようになり、いざという時に備えて環境を作っておくことが大事だと思うようになったそうです。
自身が50代から気を付けている事について、教えてもらいました。1.介護が必要になった時を想定するよりも予防が大事
フレイルとは「加齢により心身が老い衰えた状態」のことです。
高齢になると、加齢によって身体的・精神的なさまざまな機能が徐々に衰え、心身のストレスにもろくて弱くなっていきます。
その一方で、フレイル状態になっても完全に介護が必要な状態ということではなく、適切な生活改善や治療などを行うことで生活機能が以前の状態に改善する可能性があります。
フレイルといってもすぐには介護が必要な状態ではなく、健康な状態と介護が必要な状態との中間地点と考えるとわかりやすいでしょう。
まずはこの状態にならないように「フレイル予防」を意識することが大事だと思うようになりました。