【漫画】第23話「毒親姉妹~愛サレた私と壊シタ従姉妹~」これ以上私の人生に口を出さないで!亜弓からの決別宣言
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Instagramで人気のコミックエッセイ「毒親姉妹~愛サレた私と壊シタ従姉妹~」の第23話。付き合って3年になる彼氏の翔太からプロポーズされ、結婚式の準備を進める亜弓(28歳)。ひとりブライダルフェアに参加した亜弓は、ウェディングプランナーとして働く従姉妹の園子に再会し、園子の勤めるホテルで結婚式をすることに決めました。
しかし、亜弓の母や親戚一同から好き勝手に口をだされ、準備を思うように進められません。亜弓がストレスで胃が痛くなるなか、翔太と結婚式の試食会に参加します。そこで園子に翔太を紹介しますが、ふたりの様子がなんだかおかしい…。その後、翔太が突然「プランナーを変更したい」と言い出し喧嘩になり、翔太は家を飛び出しました。後日、なんとか仲直りをし、結婚式の前日に亜弓と翔太は入籍しました。
しかし、待ちに待った結婚式はハプニングが続出。ウェディングドレスを勝手にド派手なものに変更されたり、招かれざる客によって乱痴気騒ぎに。極めつけは、翔太の不倫を暴露したムービーが流れ、その不倫相手が園子だという明らかになり、まさに地獄のような結婚式となったのです。
数日後、亜弓と翔太は話し合いをし、これからの二人のこと、園子に対しての後始末をふたりで考えることにしました。そんななか、携帯の電源をオンにすると、とてつもない量の着信とメッセージが。亜弓の母からは心配する言葉はなく、慰謝料などお金の話ばかり。それを見てうんざりする亜弓は「今後のことは自分たちで考えます」と返信するも、「全部お母さんのいうとおりにしなさい」と一蹴されます。思い返せば、昔から母親や親戚の過干渉がすさまじく、自分のことを自分で決められなかったと話す亜弓。
翔太は、どうすればいいか思い悩む亜弓に「地方で暮らさないか?」と持ちかけました。亜弓の心は揺らぎますが、翔太は「憧れだった会社を辞めても、家族のために働きたい」と真摯にむきあおうとします。さらに、長らく頭痛と胃痛に悩まされてきた亜弓に、その原因は親や親戚にあるのではないかと指摘する翔太。第三者に指摘され、自分の親や親戚がおかしいと亜弓ははじめて気がつきました。
そして、亜弓と翔太は、関係者を集めて話し合いの場をセッティングしました。まず、亜弓はここ数日一番気に掛かっていた園子に問いかけましたが、園子はまったく悪びれるようすがありません。そんな態度に亜弓の母は激怒するも、園子の母・公子が園子に加担し罵り合いに。公子は、自分が離婚したことを親戚一同に馬鹿にされ続け、積年の恨みがあったようです。そんななか口を開いたの園子。亜弓は「親戚の宝物」ともてはやされて育ちましたが、その一方でずっと貶され続けたきたと話します。その根深い恨みが、自分に向かっていたと知った亜弓は愕然とします。
園子は翔太のために離婚したにも関わらずあっけなく捨てられ、そのころ亜弓の婚約者が翔太であるこをしります。結婚式をぶち壊したのは、自分から逃げた翔太だけでなく、長年恨んでいた亜弓にも復讐するためだったのです。すべてをぶちまけた園子は、狂ったように笑い出します。園子が結婚式をぶち壊した意図を知った亜弓は言葉を失い…。
そんななか園子の母・公子は、亜弓に翔太と別れるよう執拗に迫り、翔太に園子に手をだした責任をとって、園子と結婚するように言います。冷静に考えをめぐらせる亜弓は、園子をここまで歪ませた原因は、親や自分に過干渉であった親戚たちであることに気づきました。そして、亜弓は「今は離婚しない」と宣言しました。果たして、亜弓は園子や親、親戚たちを納得させることができるのでしょうか。亜弓の戦いがはじまります。