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「晴れ時々くもり」ってどのくらい晴れるの?「一時」とどっちが晴れやすい??気象予報士が解説

  • 天気予報でよく聞く、「時々」という言葉。

    「晴れ時々くもり」や「くもり時々雨」など聞きなじみがありますが、「時々」って具体的にどれくらいなのか、基準はあるのでしょうか。また、「一時」との違いは…?

    今回は、気象予報士・防災士・野菜ソムリエとして活躍する植松愛実さんに、誰かに教えたくなる天気の豆知識を解説してもらいます!


    「時々」には明確な基準がある!


    青空と木の枝葉

    天気予報で使われる「時々」という用語は、「その現象が1日の半分未満しか発生しない」という意味です。
    つまり「晴れ時々くもり」なら、「くもり」という現象が1日の半分未満しか起きない、ということになります。

    半分未満ということですから、「晴れ時々くもり」の日はくもりの時間より晴れの時間のほうが長い、ということ。
    逆に「くもり時々晴れ」なら、くもりの時間のほうが長くなります。


    「時々」と「一時」はどちらが長い?


    青空と洗濯物

    「一時」という用語は、「その現象が1日の1/4未満しか発生しない」という意味です。

    前述のとおり「時々」は「1日の半分未満」ですから、「一時」のほうが「時々」よりも短いということになります。

    また、1日の1/4未満ということは、つまり6時間未満。

    通常、洗濯物を外に干すときは6時間以上干している人が多いと思いますので、たとえば「晴れ一時くもり」という予報が出ている日であれば、「洗濯物に日の当たる時間が少なからずある」と期待できます。

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