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すでに紫外線は強まっている!紫外線対策を今しないと後悔する理由を気象予報士が解説

2024年2月22日

  • 立春をすぎて、まだまだ寒いものの少しずつ太陽の温もりを感じる日も出てきました。

    とはいえ、春本番と比べて気温も低いし、夏と比べたら日ざしも弱いし、本格的な紫外線対策はまだ先…と思っていませんか?じつは、今このタイミングで紫外線対策が重要になってくる科学的な根拠があるそうです。

    今回は、気象予報士・防災士・野菜ソムリエとして活躍する植松愛実さんに、紫外線対策を今やらないと後悔する理由を解説してもらいます。


    1年でもっとも急激な増加


    春の空と太陽

    太陽から降りそそぐ紫外線量は太陽高度に関係しているため、紫外線は毎年冬至の頃(12月下旬)に一番弱くなり、そこから夏至(6月下旬)にかけて強くなっていきます。

    つまり、1月から6月にかけては同じように強くなっていくはずですが…実際のところ、5月から6月にかけては各地で雨の日が増えて梅雨入りするため、私たちの肌に届く紫外線量はあまり増えなくなります。

    そのため、年間を通じてもっとも急激に紫外線量が増えるのは、例年1月から4月にかけて。立春をすぎた今のタイミングは、まさにその真っ最中ということになります。

    急激な変化は肌への負担も大きく、ケアを怠るとダメージを受けやすいのです。

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