夫を「大事な人」と思う70代女性はわずか6%!?ショッキングな男女差はなぜ生じたのか?夫婦関係のプロが徹底解説
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長年付き添った夫婦。ともに相手を「大事な人」として見ている…と思いたいものですが、実際には異なるようです。「恋人・夫婦仲相談所」の所長である三松真由美さんに、70代夫婦が抱える問題と、その回避策について解説してもらいました。
全体の離婚数が減少傾向の一方で、上昇傾向が続く熟年離婚
厚生労働省の「令和4年人口動態統計特殊報告」によれば、「同居期間20年以上の離婚」、いわゆる「熟年離婚」の割合は21.5%。
全体の離婚数が減少しているにもかかわらず、「熟年離婚」は昭和25年以降、上昇傾向にあります。
年を重ねてからの離婚は、健康面でも経済面でも多くの困難が待ち構えているはずなのに、それでも夫婦関係を解消したいという人が増えているという事実。私たちの将来の姿である「熟年カップル」には、どんな問題点が待ち受けているのか、今のうちに“傾向と対策”の学習をしておきましょう。妻が夫に向ける冷ややかな視線の原因とは?