サンキュ!

【桜前線北上中】お花見はいつまで可能?注目すべき桜の「赤信号」を気象予報士が解説

  • 年々早まっているような気がする桜前線の北上。
    今年も全国のほとんどの地域で入学式シーズンには散ってしまいそうな勢いで開花が進んでいます。

    近所の公園で桜が咲いた、あるいは気になっていた観光地の桜開花がニュースで報道されたというとき、「次の週末までお花見できるのかな?散ってしまわないかな?」と心配になる人もいるのでは。

    今回は、気象予報士・防災士・野菜ソムリエとして活躍する植松愛実さんに、そんなとき注目すべき桜の「赤信号」について教えてもらいます!


    注目は花の中心部分!


    桜の花の注目ポイント

    ソメイヨシノの花を見ると、咲いてからまだ間もない花は花びらが全体的に白っぽく、中心部分の雄しべや雌しべは黄色っぽく見えます。

    一方で時間が経つと、花びらが先端から中心に向かってほんのり赤っぽくなっていて、雄しべや雌しべも赤に染まっている花が増えてきます。こういった、中心部分が赤みをおびてきた花が、間もなく散ってしまう花。

    ソメイヨシノの木全体に「赤信号」の花が増えてきたら、まもなく見頃が終了するサインです。

    たとえば、週末にちょっと大きい公園まで足をのばしてお花見したいなというときは、同じ市や町の中で標高が同じくらいであれば、わざわざ現地まで確認しに行かなくても近所の桜の木をチェックすれば目安になります。

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