「やるべきことをやらない子ども」が変わる!「自分からやる子」になる3つの伝え方
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子どもが「やるべきことをやらない」とやきもきした経験がありませんか。「やりなさい」と言っても聞いてくれないし、だからといって黙って見守るのも限界…。
今回はそんなときに使える、子どもに行動を促す3つの声のかけ方を、子育て・心理分野を得意とするチャイルドコーチングアドバイザーの山名美穂さんがご紹介します。例え即効性が見られなくても、長期的には効果を感じられるものです。知っておいて損はありません。1.あえて「漠然」と伝えて考えを促す
ひとつめはこまかく言及せず、あえて漠然と伝えて考えや行動を促す声かけです。
例えば、宿題を始める様子が見られない子どもに「今日、この後のスケジュールを教えてくれる?」といった感じで伝えてください。子どもの頭に「いつやろうかな?」と考えが芽生え、行動につながりやすくなります。
ほかのことに夢中になってしまっているときには「今、何時だっけ?」なんて言うのもアリです。「あ、もうこんな時間だ」と気づいてもらえればOK。その後は様子を見てかまいません。
「やる/やらない」を問いただすのではなく、子どもが「どうやって時間を使おうかな?」「いつやろうかな」と思い浮かべられる声かけをしましょう。