ビデオレターは遺言書代わりになる、ならない?相続トラブルを避けるためにやるべきことを専門家が徹底解説
-
右も左もわからない相続。きょうだい間などで相続のトラブルを避けるにはどうすればいい?事前に準備しておけば◎。今から少しでもできることを、相続専門の税理士である桑田さんに教えていただきました!
桑田さんが所属する円満相続税理士法人代表橘慶太さんのベストセラー書籍
親が亡くなった後、さらに悲しい事態にならないために、事前の対策が大切!
相続は何かとモメる上に、複雑な手続きがてんこ盛り!「トラブルを避け、損しないための対策は親の生前にしかできません。早めの準備が大切」(桑田さん・以下同)。今すぐできることから始めて、円満相続を目指そう♪
家族が集まる場で、それとな~く話題に出そう
maroke/gettyimages相続は、そもそも親やきょうだい同士で納得できていれば、モメずにすむもの。
「親の生前に少しでも相続について話す機会を持ち、本人の意向や資産状況をそれとなく知っておくと、円満な相続の“地ならし”に。家族が集まる機会に、『きょうだいでモメるのは嫌だからさ~』など、向き合いやすい空気をつくってみて」。
●オススメ最初のひと言
「ねえ、この家、どうして欲しい?」
親が亡くなった後の話をするのは、気が引けるもの。「この家、いつか誰も住まなくなったらどうしたらいい?」など、親の意見を仰ぐように切り出すと、抵抗感も少ないはず。