リコピンとは?効能効果やオススメの摂り方を管理栄養士がポイント解説
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「雑誌でリコピンが体にいいって、聞いたけど本当?」
「リコピンはトマトに多く含まれるんだって?」
最近よく聞くリコピン。実際にどのようなものか、気になりますよね。
そこで当記事ではリコピンの効能・効果を含め全体像がわかるよう、シンプルにまとめました。
最後までお読みいいただければ、リコピンのよさやオススメの食べ方がわかりますので、どうぞお付き合いください。トマトに豊富「リコピン」とは?
リコピンとは、天然の赤い色素です。
リコピンを多く含むといえばトマトですが、スイカなどほかの食べ物にも含まれます。
そんなリコピン、実はただの色素ではありません。
抗酸化作用があるため、リコピンを摂ると健康や美容に嬉しい効果があるといわれています。●抗酸化作用ってなに?
抗酸化作用とは、言葉の通り「体の酸化を抑えること」です。
なお体が酸化すると、次のような影響が出てきます。
①シミ、シワ、肌荒れなど肌老化が起こる
②動脈硬化が進行し、生活習慣病のリスクが上がる
そしてこれらの要因となるのは、体が酸化することで生じる活性酸素です。
活性酸素そのものは感染防御などに役立ちますが、増えすぎると健康な体にまで害を与え、上記を中心とした体内トラブルを起こします。
ゆえに活性酸素を上手にコントロールするため、適度に酸化を抑える食事を摂る必要があるのです。