図書館が貸し出せないほど貴重な絵本!元児童書編集者が、思わずうなった魅惑の絶版ポップアップブック
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絵本大好きママ・こうむらゆうこです。
元児童書・教材編集者で、現在は小学校にて読み聞かせボランティアを行っています。
みなさんは、図書館の「禁帯出資料」をご存知ですか? 禁帯出資料とは、館外への持ち出しができない貴重な本のことなんです。
今回は、そんな「図書館が貸してくれないほど大切な本」のなかから、筆者が実際に購入するほど魅了された絶版ポップアップブックをご紹介。読めば大人も圧倒される、名作しかけ絵本です。「Sharks 海の怪獣たち」【大日本絵画】
「Sharks 海の怪獣たち」は、ダイナミックなポップアップとともに、首長竜やメガロドンなど、太古の海に生きていた爬虫類について学べる絵本。しかけ絵本の第一人者ロバート・サブダさんとマシュー・ラインハートさんが手がけています。
B5より一回り大きく、厚さ6cmという驚きのボリュームなので、一見すると重量級の事典のようです。シンプルすぎる表紙もあって、まったく子ども向けには見えませんが…。いざページを開いてみると、わが家の子どもたちは一瞬でとりこになりました。