あなたは足りてる?足りてない?管理栄養士がおすすめする、バランスよく食べるための「主食」の適量をご紹介!
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こんにちは。バランスのよい食事を心がけている、サンキュ!STYLEライターのゆかりです。
みなさんは、食事のなかの「主食」がどれだけ重要かご存じでしょうか?
あまり食べないようにしているかたは、もしかしたらデメリットが大きい可能性もあるかもしれませんよ。
この記事では、管理栄養士である筆者が、健康維持&体づくりに必須の「主食」について詳しくご紹介します。
実際に自分や家族がどれだけ必要なのか、目安量の調べ方も示しているので参考にしてみてくださいね。「主食」が足りないとどうなる?
「主食」とは、ごはん、パン、麺などの炭水化物が主体となっている食事の一部のこと。
バランスのよい食事として、「主食」、主菜(たんぱく質が主体の料理)、副菜(野菜、きのこ、海藻などが主体の料理)をそろえることが基本とされています。
ダイエット中やカロリー制限がある人の場合、「主食」を減らして調整する傾向がありますが、注意が必要!
「主食」が不足することで炭水化物の摂取量が減る反面、食事全体の脂質の割合が高くなり、摂取カロリーがあまり減っていないということもあるからです。ほかにも、十分にたんぱく質がとれていても、不足する炭水化物に変わってエネルギーとして消費されてしまい、筋肉や血液などの材料としてたんぱく質が活用されにくくなることにも…。
さらに、「主食」を食べない代わりにおかずの量が増えると、塩分のとりすぎになる可能性も高まります。それによって高血圧やむくみなどの原因となるケースも考えられるのです。
このようなことから、ある程度の炭水化物をとることが大切、と筆者は考えています。