サンキュ!

衣類のシミは見た目の問題だけじゃない!後悔しないために気象予報士が衣替えで絶対やることとは

2024年4月10日

  • 日に日に気温が上がる季節、そろそろ重たい長袖の服をしまい込もうかな…というときに、服のシミに気づいたらどうしますか?
    目立つ部分ならシミ抜きしてから収納するものの、他人から見えない部分ならそのまま、という人もいるのでは。

    ところが、常に季節と気温を追いかけている気象予報士からすると、シミは単に見た目の問題ではなく、そのまま収納すると後悔することも…。
    今回は、野菜ソムリエ・気象予報士・防災士の資格を持つ植松愛実さんが、今の季節だからこそ知っておきたい、衣替えとシミの意外な関係を解説します。


    しまい込む時期と一致してしまう…


    青葉と太陽光

    長袖のセーターなど真冬の装いを押し入れやクローゼットの奥にしまい込む時期は、あるものが活発に動く時期と一致してしまいます。
    それは、衣類の大敵である「カツオブシムシ」と呼ばれる虫の仲間。
    名前のとおり一番の好物は鰹節てすが、衣類も食べる虫です。

    ちょうどさなぎから成虫になって動き回る時期で、衣類といっしょにしまい込んでしまうと衣類に産卵し、生まれた幼虫が衣類などをエサにして、虫食い穴ができてしまいます。
    「衣類など」と書いたのは、じつは虫のエサは衣類そのものだけではなく、シミも含まれるためです。

    続きを読む