
出典:写真AC
「健康診断を受けたら、脂質を控えるように言われた」
「ダイエットのために、カロリーを抑えた食事をしたい」
などと考える方は多いと思います。そして、どのような食べ物に脂質が多いのか気になるでしょう。
そこで今回は脂質の少ない食べ物とあわせて、脂質の多い食べ物についてもランキング形式でお伝えいたします。
筋トレやダイエット中の方に嬉しい低脂質・高タンパク質食品も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
脂質のはたらき
そもそも脂質とは、私たちの体にとってエネルギー源となる栄養素の1つです。脂質のほかに、糖質とたんぱく質も「エネルギー産生栄養素」と呼ばれ、私たちの体にとってエネルギー源となります。
脂質は1g9kcalとカロリーが高いため体に悪いものと思われがちですが、適量であれば私たちの体に悪影響はありません。
ただし、脂質は摂り過ぎると中性脂肪として体に蓄えられます。中性脂肪が増え過ぎると肥満や生活習慣病の原因となるので、脂質は適量摂るように心がけましょう。
脂質の少ない食べ物ランキング〜食品別〜
それでは、まず脂質の少ない食ベ物をご紹介しましょう。
ちなみに、野菜や果物、海藻類、きのこ類は脂質がほとんど含まれていないため、今回はそれ以外の食品をランキングにしています。
●肉類編
脂質を控えたい方が避けがちな肉類ですが、脂身や皮を取り除くと脂質をグッと抑えられるものもありますよ。
それでは、ランキングでご紹介しましょう。
1位 鶏ささみ 0.8g
2位 鶏むね・皮なし 1.9g
3位 豚もも・赤身 3.6g
※100gあたりの脂質量
ご覧の通り、鶏ささみが一番脂質の少ない肉類です。ささみは豚や牛の「ヒレ肉」にあたり、脂質が少なく淡泊ながらもやわらかい肉質が特徴といえます。
鶏むね肉も脂質が少なくダイエット中の方にオススメですが、皮をとる点がポイントです。皮がついていると、100gあたり4gも脂質が多くなるため、脂質をできるだけ抑えたい方は皮をとって調理しましょう。
ちなみに、今回ランキングに入らなかった牛肉はやはり脂質が高く、一番少ないもも肉でも100gあたり4.3gと、鶏や豚に比べて脂質が多く含まれているとわかりますね。